柑橘玉手箱+いちご2パック詰め合わせ

販売価格 5,960円(税込)
ラッピングについて

日に日に春を感じる日々が増えてきましたね!
この季節になると、オレンジ系の柑橘類で食べ頃を迎える品種も多くなってきます!
特にブランド品の柑橘は敢えて保存を掛けて酸味を飛ばして甘みをさらに深めて、いよいよいい食べ頃になって出荷というタイミングになるのも、ちょうどこの頃からが多いです!
併せて、毎年いちごの中でも大人気のあまおうと紅ほっぺも美味しいシーズンに突入してきました!
今回は、そんな春の初めにぜひ食べていただきたい、柑橘セットの「柑橘玉手箱」といちご2種の組み合わせのセットをご用意させていただきました。

(実際のセット内容は、柑橘は甘平(かんぺい) 1個、せとか 2個、はまさき 2個、デコポン1個、土佐文旦 2個、いちごはあまおうと紅ほっぺを各1パックずつ、となります。品種毎の数量変更は不可となりますのでご了承ください。)


まずは5種の柑橘系のご紹介です。

●甘平(かんぺい)

甘平というのは、愛媛県立果樹試験場(現在の愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)において1991年の春のシーズンより開発がスタートして、それから16年の歳月を経過して開発され、2007年8月に品種登録されたのです。


甘平は愛媛県のオリジナル品種で、それらの栽培は愛媛県内に限定されております。

西之香にポンカンを交配して育成された甘平は、果形が扁平、果実が重く、果皮色が濃橙なタンゴール(オレンジ類とミカン類を交配させた品種)の仲間です。

とても薄くてやわらかい外皮と薄皮(じょうのう膜)を有して、果汁が豊富な結果、外皮を剥きとって薄皮ごと食すのにピッタリ合う柑橘になります。

愛南町の温暖な気候の影響を受けて栽培行った柑橘でありまして、糖度が高く酸抜けにおいても早いに加えて、皮が薄く剥きやすいために、高級な贈答品ということで人気が上昇しています。
甘さ豊富な果肉で、果肉を包む薄皮もソフトで、袋のまま口にできる故にお子さまから高齢者の方まで広い範囲の年齢層に好まれている柑橘なのです。


甘平の食べ方

強い甘さと大きなブツブツが長所の甘平は、生絞りジュースやゼリー、マーマレードなど数々の料理や食べる方法を挙げられます。
甘平の皮を使ったものはドライフルーツ(ピール)などに
果肉を使ったものとしてはジュース、スムージー、ゼリーなどにぴったり
また皮と果肉を使って果肉入りのジュースや果実酒、ジャムなどを作るのに最適です。

柑橘 甘平 画像【薄皮ごと食すのがおいしい食べ方】



●せとか

せとかというのは長崎の果樹試験場で「清美」と「アンコール」をかけ合わせ、これに加えて「マーコット」を交配して育成したタンゴール((オレンジ類とミカン類を交配させた品種))で、2001年10月に品種登録を受けました。タンゴールの中に於いては大玉で、昨今でも生産数も僅かで、果皮が薄く傷つきやすい件から、傷も無くて、糖度が高い物は高級進物向けに高い金額で取引されています。

農研機構の話によると、「せとか」名前の由来は育成地(長崎県口之津町)より望む地名(早崎瀬戸)、瀬戸内地方においての栽培が期待されている事及びここの品種のもつ良香に因んでいるとのことです。

せとかの特徴

せとかの果実は200〜300g程度で、タンゴールの中においては割りかし大きい方となっています。果皮は橙色から濃橙色、果面は滑かで綺麗で、外皮も薄く浮き皮もなくて張りが見受けられます。ものすごく薄く、手で簡単にむけるものと薄皮(じょうのう膜)と癒着して剥きにくいものが見受けられます。

果肉はとてもジューシーで甘く、オレンジにそっくりの濃厚な味を満喫できます。また、じょうのう膜も薄く、ソフトで口の中に残りません。

せとかの食し方

皮が薄くてやわらかく、みかんと同様に簡単に手で皮を剥く事が可能です。薄皮(じょうのう膜)も薄くて袋と一緒に堪能できます。鮮度が良好な内に、ソフトでジューシーな甘酸っぱさを楽しんでください。種はそもそもありません。

またケーキやタルト等の様なトッピングに使うと、一寸贅沢な味わいを満喫できます。量が多い場合は、ジャム(マーマレード)にするのももってこいです。

柑橘 せとか 画像【大玉サイズなのに薄皮ごと食べられるのは驚き】


●はまさき

はまさきはJAからつのブランド柑橘で、品種は「麗紅(れいこう)」になります。麗紅の中においても味覚や外見上の素晴らしいものをはまさきの形で出荷されています。

因みに麗紅の親は「清見×アンコール」×「マーコット」。この組み合わせは「せとか」の親と一緒で、麗紅とせとかは品種の上では姉妹となっています。サイズは大き目のみかん程で、2月〜3月が最盛期です。

このはまさきは甘味が強く、加えてきめ細かい酸味も存在し果汁が豊富にある。薄皮(じょうのう膜)は薄くて舌触りがよく、果肉がぎっしりつまっており大変美味です。麗紅はせとか同じく皮が手で簡単にむけて、白いスジも皮と共にきれいに取ることが出来るといった辺りも嬉しいキーポイントになります。
はまさきは、糖度をアップすることを考慮してギリギリまで樹上実らせ育てるのです。そうすると糖度に連動して酸度もアップすることになりますが、まさにそれが最高の『はまさき』を作ることを狙ったポイント。収穫したての『はまさき』は凄い甘くて、凄く酸っぱいのが特徴。収穫後に、約1ヵ月間、ゆっくりと時間を費やして、専用の低温の蔵で酸を抜き、糖度と酸度のつり合いが最も良い時期に出荷されるとの事です。

はまさきの食し方

皮が柔らかい故に、ラクラク手で剥く事が可能となります。
薄皮(じょうのう膜)も薄いので、このままみかんのようにお召し上がり下さい。

柑橘 はまさき 画像【きめ細かい酸味も存在して果汁も豊富な一品です】



●デコポン

当ショップでも1回扱って評判だったデコポンもセットに入れてしまいます!
ちなみに「デコポン」って通称名で、本当の名前は「不知火(しらぬひ)」なんです。
何かイメージと違いますよね(笑)

元々は「清見」という品種と、「ポンカン(中野3号)」を掛け合わせた柑橘で、ヘタの部分が高く盛り上がっているのが特徴です。非常に甘味が強いのと、いい感じの酸味が癖になります。
デコポンの美味しさは折り紙付きで、そもそも品種名「不知火」の中で、糖度が13度以上であること、クエン酸1%以下など唯一全国で統一された柑橘類の中での基準「全国統一糖品質基準」を満たさないとデコポンとして出荷は認められないんですね。つまり「デコポン」として出荷されているものは、その時点で優秀なんです!

そんなことを聞いちゃうと、この頭部がコブのように出ているこの部分もいとおしく感じてきちゃいますよね。
そのまま食べても良し、少し勿体ない気もしないでもないですがジュースにするも良し、パンケーキなどにトッピングするも良し、朝食に出すも良し!、デコポンがあるだけで、幸せが拡がります!

柑橘 デコポン 画像【見た目のいびつさからは想像出来ない、まろやかで甘みが強いのです】



●土佐文旦

土佐文旦ってどういった柑橘かと言いますと南方系(東南アジア)原産の柑橘になります。
ボンタン、ザボン、ポメロ共称されていて、土佐文旦は勿論、秋に収穫可能である水晶文旦、阿久根文旦、麻豆文旦、 平戸文旦など多様な種類があるのです。
土佐文旦は、鹿児島在来の品種と思われますが、現在はその名の通り高知県の特産品となっているのです。

果実は大き目で食べた時の充実感が伴います。(直径10cm程度)
外皮は分厚く、種も豊富に含まれていますが、プリッとした果肉に 気持ちの良い酸味・甘みで後口のすっきりとした味をお楽しみいただくことができます。
また、黄色系柑橘類の爽やかな香りが広がる春のみかんです。


土佐文旦は獲った直後は酸味が大変強いため、12月〜2月にかけて収穫し、 1ヵ月程度貯蔵して追熟・減酸行なわせてから出荷するみかんです。

2月下旬〜3月前半に出荷する土佐文旦は、バランスの良い酸味があり、シャキシャキした歯触りを お楽しみいただくことができます。 3月下旬頃から4月頃になれば酸味が抜けて、次第次第に甘みを感じやすくなるのです。


土佐文旦の外側の果皮は硬めで分厚いが為に、手で剥き取るのは困難を伴います。ナイフや皮むき器をご活用ください。 外
側の果皮を剥く時には、実と皮の間の白い部分(俗にアルベドと称します)にスプーンを入れ込んで実と皮をぐるぐるっと一周離して行なうと 親指を痛めずにうまくいくと思います。

土佐文旦のおいしい食べ方

土佐文旦の果皮を剥くと、清涼感のある香りが広がりますが、外皮に存在する油胞から香りの成分でもある (リモネンなどの)精油が飛散する時がありますので、新聞やチラシの上で皮むきをされるのをお勧めいたします。

土佐文旦は薄皮(じょうのう袋)も分厚く、種がいっぱいあります。 内袋を剥いて、種を取り除いてからお召し上がり下さい。

柑橘 土佐文旦 画像【気持ちの良い酸味と甘みが後を引きます】



続いてはいちご2種の紹介です。

○あまおう

あまおう(品種名「福岡S6号」)は昔から日本各地で親しまれてきた「とよのか」以上の日本一の苺を目指してつくられた品種で、福岡県農業総合試験場園芸研究所において久留米53号(とよのか×てるのか)に92-46(久留米49号(女峰×とよのか)×さちのか)を交配して育成されました。

品種登録年が2005年ということで比較的新しい品種で、ここ数年の間に、知らない間に一気にイチゴ界のトップランクに躍り出たイメージがありますが、あまおうは苺の中で、サイズが大きいのが特長で、20gを越える大粒のものもよく見られます。またビジュアルも一般的な苺に比べ少し丸みがあり可愛らしい感じがします。果肉はしっかりしており、果汁が多くて、酸味と甘みが絶妙なコンビネーションなので、あっという間にトップランクに躍り出るのも当然な気がします!

ちなみに「あまおう」の名前の由来をご存知ですか?
あまおうの名前の由来は、

あ・・・・・赤い
ま・・・・・丸い
お・・・・・大きい
う・・・・・美味い(うまい)

そうです、特長のそれぞれの頭文字なんですね!
まさに、あかい、まるい、おおきい、うまい、それが「あまおう」なんですね!

粒がとても大きいので、半分にカットして食べるのをオススメします。
まずはそのまま、さらに練乳をかけて良し、ヨーグルトと一緒に食べるも良し、あまおうのスイートな甘みがお口いっぱいに広がることでしょう!!

いちご あまおう 画像【いちごの王様の風格!】


○紅ほっぺ

紅ほっぺとは静岡県農業試験場(現農林技術研究所)が「章姫(「久能早生」×「女峰」)」に「さちのか(「とよのか」×「アイベリー」)」を交配し選り分け育成した、輸送性に優れ果肉が赤く食味もコクが存在しておいしいイチゴです。

呼称の「紅ほっぺ」は、『果皮色が鮮紅色で美しいことはもちろん、果心部まで赤いことと、ほっぺ が落ちるほどのコクのある食味であることを表しており、親しみを持たれることを願って命名された。』と記載されていてます。

「紅ほっぺ」は心持ち縦長の円錐形で果皮色は「さちのか」にそっくりの艶のある鮮赤色です。果肉は少々硬めで「女峰」と同様のとなっていて、中も鮮紅色で果心まで淡赤色を帯びるのが持ち味だと言えます。

食味は「さちのか」よりも甘く「章姫」よりも酸味が存在してコクが備わっている味覚になっており、香りも「アイベリー」の特性を継承した「さちのか」由来と言われているきらびやかな香りをもってるのです。

柑橘 紅ほっぺ 画像【赤の色が濃いです!】



紅ほっぺを試食してみると強い甘味と共に程よく酸味もあり、イチゴらしい風味が強く感じることのできる美味しい味でありました。試みとして糖度を計ってみましたら13度前後確認できました。果肉は章姫と比べて心持ち固くきっちりした食感が存在します。甘みはもとより酸味と比べてのバランスも良く深い味わいを持っていてとてもおいしいイチゴなのです。


さあ今の時期ならではの、様々な甘さの追求をした柑橘といちごの王道の品を比較しながら食すという春を感じるお口へのハーモニーをぜひお楽しみくださいませ!
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マネージャーご挨拶

果実園オンラインショップのマネージャーの伊藤桃子です。
今一番食べてほしい旬なフルーツ情報を皆様にお伝えさせていただきます!
オンラインショップのオープンからまだ時間があまり経っていないため、まだまだ商品数が少ないですが、徐々に増やしていきますので、皆様よろしくお願いいたします。

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